12/30 薔薇の葬列66(年末商戦12,インフォシークと広告)
前第三四半期一千万円の営業赤字、、同前年比売り上げ減五千万円の赤字増である。三木谷が生き残るためには赤字部門を切り離せばよさそうであるが、三木谷流の堅い連結網で切り離しができない。公募増資で得た巨大な資金も「特損」の計上により枯渇し、本業の利益だけでは「システム増強」にまわすのが精一杯で「新規事業」に回す金が無いと思われる。
本年最後を飾りカルチュア・コンビニエンス・クラブは28日、三木谷が31日付でCCCの社外取締役を辞任すると発表した。楽天がDVDレンタルなどの事業を10月に開始し、CCCと競合することになったため。サービスポイントの相互交換を通じた協力関係も見直す。
三木谷の人脈も細り始め、みずほという貧乏神だけが仲良くしてくれるのだ。
12/28 薔薇の葬列65(年末商戦11,楽天野球団)
前第三四半期3,7億円の営業利益、同前年比売り上げ増の利益増である。数字の上では好調である。だが、他球団と比較してみて観客動員では変わらず、広告収入は関連企業からが多いことを勘案すれば、信用できる数字ではないだろう。楽天として、連結で利益が上がるうちは持ちこたえられるのだろうが、多額の野球団への広告宣伝費は楽天の体力を消耗させるだろう。
12/26 薔薇の葬列64(年末商戦10,楽天証券)
前第三四半期18,4億円の営業利益、同前年比売り上げ増の利益減である。SBI証券とはもう勝負にならず、過当競争の荒波に沈む運命である。
12/23 薔薇の葬列63(年末商戦9,楽天KCの2)
楽天KCは、利息返還請求のデータ蓄積が進み、将来リスクのより合理的な見積もりが可能となってきたことなどから見積もり方法を変更。これにより2007年12月末における利息返還請求にかかわる引当金を、従来方法による139億円から377億円に238億円増額する。楽天グループの07年12月期連結業績には、同額の損失が営業損益に反映されるとしている。これを受けて楽天は、楽天KCの財務基盤を強化するため、楽天KCの普通株式50万株を250億円で取得する。(ロイター)
みずほ証券では、2008年12月期は利息返還損失関連の費用負担がほぼなくなることから、同証券の従来予想比で50―70億円の営業増益要因になると分析。今期の業績で悪材料出尽くしとして投資判断を「2」から「1」に引き上げた。目標株価は6万5000円を継続している。(ロイター)
そして、ストップ高。
だが、「楽天KCにおける利息返還損失引当金の見積り方法の変更とその経緯」によれば、「 楽天KCは将来の利息返還損失に備えるため、将来の利息返還損失額の合理的見積り方法として日本公認会計士協会の指針」に従ってきたが「平成20年1月1日より新規貸付金利につき18%以下に引き下げることとし」たため「利息返還リスクを内包する取引が平成19年12月31日時点の契約に限定されること」により損失額が確定したわけである。そして三木谷は「来期の営業損益が改善」とするわけである。しかし、金利を大幅に下げるわけであるから、営業損益にとっては悪材料であることは明白である。
不動明王の玉散る刃の御利益はかくのごとく、「愛の賛歌」の恨みは重く響き、「白黒奪還闘争」は前進する。
12/20 薔薇の葬列62(年末商戦8,楽天トラベル)
営業利益率50%と楽天の中でも優良分野である。だが、過当競争の影響がこの年末商戦で出てくるだろう。三木谷は消費者の利益よりも売り上げ重視である。他の予約サイトが「安値」と「安心」で攻勢をかけてくる。売り上げの落ち込みも早いかも知れない。
12/18 薔薇の葬列61(年末商戦7,楽天バンク)
第三四半期、2千万円の売り上げで5.4億円の赤字。三木谷は銀行を持たないため、 楽天バンク(東京都民銀行楽天支店)を楽天フィナンシャルソリューション株式会社にシステム構築させた。 インターネットバンキング・サービスに加え、ECサイトの決済サービスなどを提供している。だが、完全な後手であった。これからも赤字が拡大するのだろう。
12/16 薔薇の葬列60(年末商戦6,楽天クレジット)
「楽天クレジットのマイワンは、低金利のうえに限度額500万円です。そんな理由うえ、おまとめローンに利用される方が多いのも事実です」と、三木谷流「闘争原理」により他社より顧客を取っている。だが、銀行を持たない不利と貸金業法の厳格化により、売り上げ増が経費増をもたらすという「楽天」現象が見て取れる。
年末商戦もあと二週間。歳暮部門の売り上げが八割増との「大進軍ラッパ」も虚しく、「楽天がさえない。一時は前日比800円安の5万3700円を付けた。」「 丸和証券調査情報部の大谷正之次長は「ディーエヌエ(東証1部、2432)がマザーズから1部指定になり、(新興市場から)インターネット関連株のけん引役がいなくなったことも代表銘柄が低迷している一因」と指摘していた』との論評。楽天10周年、本来ならば楽天が真っ先に一部上場を果たすべきものを、多額の借入金が災いして果たせなかった。TBSとの経営統合の夢破れ、薔薇の葬列は膨らんでゆくのだろう。
12/14 薔薇の葬列59(年末商戦5,楽天KC)
楽天の今四半期期決算には「債権流動化の会計影響控除後」と大書してある。監査法人がわかる人には判るだろうとかかせたものだろう。次の定義を参考としよう。
クレジットやローン、リースといった貸出債権の証券化・流動化とは、かかる貸出債権からの収益またはその所有権を証券の形に変えて投資家に譲渡する金融上の仕掛けのことであり、通常、譲渡する際に流通性の高い証券を発行して不特定多数の投資家に売却することを証券化、特定の投資家だけを相手とし流通性を重視しないスタイルを流動化と呼ぶのが慣例となっている。(クレジット債権流動化の仕組みとモデル,白鴎大学経営学部教授市川千秋)
つまり、「貸出債権」を「特定の投資家だけを相手とし」て楽天の会計から切り離したものであろう。だから、黒字になったと思われる。サブプライムローンの三木谷版といえるだろうか。
12/12 薔薇の葬列58(年末商戦4,リンクシェアとビットワレットとの提携)
新聞報道によれば、アメリカでのクリスマス商戦は不調のようだ。米ドルの暴落も予想されリンクシェアは楽天の今期決算には貢献しないだろう。また、三木谷が10日、電子マネー「Edy(エディ)」のソニー系のビットワレットと「楽天市場」などで使えるポイントを付与するサービスを来夏をめどに始めると公表した。問題点は「NTTドコモの端末のみ」で「情報の共有には基本的に利用者の許諾が必要』であるようだ。一見大提携みたいではあるが、「スピード、スピード、スピード」の携帯事業にあって、来年の夏には陳腐なものとなっているだろう。
12/10 薔薇の葬列57(年末商戦3,楽天オークション)
前四半期では4.5億円の赤字であった。前年同期ではすでに9千万円の赤字である。ドコモとの携帯電話での事業参加に伴い、システム開発経費増となっている。ヤフーに負け、アマゾン等の後発組みに追い上げられ、売り上げ増でも赤字幅が増大するという危機的状況となっている。
12/9 薔薇の葬列56(年末商戦2,楽天ブックス)
前四半期では3.1億円の赤字であった。今四半期では売り上げは伸びるものの赤字幅は拡大すると思われる。ネット企業として出発しながら流通センターを持つというリスクをとり失敗してしまった。三木谷の経営感覚がいかにいい加減であるかがよく出た分野である。早期の撤退が必要だが、TBS問題で見るように、買い増すと言いながら越年するという「裏合意』を憶測させる事態を招いた三木谷には無理なことである。
12/8 薔薇の葬列55(年末商戦)
07年度の年末緒戦は三木谷にとって厳しいものとなるだろう。世界経済ではサブプライムローン問題、日本経済では石油高騰による消費の落ち込みによるものだ。消費者にとって「楽天市場」だけが仮想商店街ではなくなり、検索サイトの充実は選択肢をネット全体としてしまった。もう、消費者の囲い込みなど「夢を語ろう」である。また、三木谷の美意識の無さはサイトのデザインによく出ているが、これも大衆に忘れされれる一因となろう。そして、競争激化がもたらす宣伝費等の経費増が必然である。楽天凋落の年はあと三週間。
12/4 薔薇の葬列54(グローバル化失敗)
ヤフーとイーベイが日米ネット競売で提携する。本来ならば、三木谷がその栄誉を担うべきであったが、彼には経営者としての資質に問題がありならなかった。「三木谷がクリムゾンを好む訳」でこの問題は論説しつくした。
三木谷の「リンクシェアー買収」はなんだったのか。海外進出を呼号しながら、アメリカやイギリスに進出できず、やっと台湾企業と提携した。もはや、楽天は取り残されたのである。消費者に見放される日も近い。
12/2 薔薇の葬列53(クラブ最高順位ならず)
ホームズスタジアムでの最終戦9位を賭けた大久保のPKはキーパーに阻まれた。三木谷のクリスマス商戦が不調に終わるだろうとの神のご託宣であった。「愛の賛歌」が呼び覚ます平家の武将忠度の「片腕」がクリムゾンの「血の色」に乗り移り見事にごるを阻んだのであった。これからは、転げ落ちる楽天の姿を見ることができよう。
12/1 12月決戦(流通総額一兆円阻止を目指して)
このクリスマス商戦で楽天の凋落をはっきりさせなくてはならない。三木谷の「カラー変更」は消費者無視とみなしてきた。ダイエーの破綻は「主婦の店」という看板を忘れ「売り上げ一兆円」を達成したことに驕り高ぶり「消費者」から見捨てられたからである。三木谷も「超一流企業」を目指したため巨大化に走り、消費者を忘れた。検索サイトの充実により「仮想商店街」など必要なくなり、楽天市場は過去のものとなった。また、楽天トラベルにおいても価格面で他の予約サイトに負けだした。カラー変更で受けた屈辱を晴らす時がきた。
11/30 薔薇の葬列52(中国市場断念)
楽天は台湾で宅配便やコンビニエンスストア運営を手掛ける統一超商と連携して、 インターネット通販事業に進出する。なぜ、中国ではなかったか。ソフトバンク)は28日、未定としていた中国の電子商取引大手、アリババグループに関連する持分法投資利益が約550億円の見込みと発表した。孫正義は、「アリババに投資したのは6年前で、33%を20億円程度で取得した」と説明。6年間で投資額の27倍強の利益を生み出したことになるらしい。つまり、中国では勝てないのである。
孫正義とは興銀時代に付き合い、追いつけ追い越せの目標としていた人物である。ヤフーに勝てない以上、ソフトバンクが中国共産党に食い込んだ今、選択は台湾となったのだ。
楽天は26日、子会社の楽天メディア・インベストメント(楽天MI)がTBS株式を楽天本体に譲渡することにより、子会社が帳簿閲覧を求める権利を喪失することを理由に、会計帳簿閲覧を求める訴訟を取り下げる方針だと発表した。また、楽天MIはTBS株式を27日に、フュージョン・コミュニケーションズ株式を12月中旬に、ともに保有する全株を楽天本体に譲渡する。TBSの株価が取得平均価格に比べて低下し、楽天MIが債務超過に陥っていることなどを理由に挙げている。楽天MIは清算する方向で検討するという。TBS株に関しては、子会社の楽天ストラテジックパートナーズも一部を保有しているが、こちらは現時点では譲渡予定はないとしている。
楽天とTBSとの裏合意による動きであろう。もっと大きく見れば、楽天の身売りに向かって内部整理にかかってきたとも読める。
11/24 薔薇の葬列50(楽天野球団陥落)
楽天は、1月1日付で三木谷がオーナー職を退き、取締役会長に就任する。「今年の赤字は10億円程度に収まる見込みで実質的な独立経営が安定してきた」(同社長)こととコメント。三木谷は「引き続き支援していくため、球団の会長として職責を果たす」とのコメントである。
表向きは単なるオーナー交代だが、裏があるのだろう。考えられるのは、TBS問題での裏合意である。三木谷は「買収防衛策発動」を恐れていた、そこでナベツネに頼み込んだのだ。そして、オーナー辞職が合意事項の一つということである。アメリカでも野球のオーナーであることは企業家として最高の栄誉である。三木谷がそれがわかっていて、辞職するのであるから、屈辱なのだ。そこまで、三木谷は追い詰められている。「愛の賛歌」の響きは切なく赤いバラを咲かすのだ。
11/22 薔薇の葬列49(株価下落)
21日付けロイターによれば、楽天(4755.Q: 株価, ニュース, レポート)が売られている。三菱UFJ証券が20日付で同社のレーティングをこれまでの「3」から「4」に引き下げたことなどが嫌気されている。
三菱UFJ証券では、楽天の7─9月期の売上高、営業利益ともに同証券の予想を下回ったことから、ネガティブな決算だったと評価してレーティングを引き下げたという。
これまで、豪腕をふるってきたようではあるが、ナベツネの凋落により、株価葉下がることになるのだ。
11/17 薔薇の葬列48(ブックス、オークション陥落)
07年第三期決算によれば、楽天ブックスは3.1億、オークションは4.5億の赤字である。かねてより、楽天ブックスの悲惨と表現してきたが、現実となった。オークションもヤフーに追いつき追い越せと資金投入してきたが無駄であった。ポータル、金融も頭打ちなので、残る本業とトラベルに売り上げを集中しているようである。だが、インターネット業界は成熟産業となり、過当競争となっている。増資も借りれもできず、ジリ貧はもう目の前となった。楽天のクリスマス商戦を苦戦に追い込むのが当面の目標である、
11/13 薔薇の葬列47(リンクシェア)
三木谷の問題解決能力の無さはTBS買収騒動で露呈したが、もう一つ05年9月年に464億円の銀行借入で買収した リンクシェアである。三木谷は「 LinkShareが持つアフィリエイト、検索、Eメールに対応した成果報酬型マーケティングの専門知識は、楽天が米国進出と海外事業の拡大を図る上で、素晴らしい第一歩をもたらす。我々はLinkShareの顧客パートナーシップと世界的に優位な技術力を生かし、LinkShareにも将来にわたって飛躍的な成長をもたらす」とコメントしたが、二年たってもなんらの進展は無い。我が深読みによれば、楽天売却によりアメリカ移住のためであった。だが、二年の歳月は、サブプライムローン危機というアメリカ経済の落ち込みに面してしまった。三木谷の危機はドル暴落によってもたらされるだろう。
11/10 薔薇の葬列46(首位からの転落2)
楽天は神戸市に、国内7カ所目で従業員は5人の 営業拠点となる支社を設立した。これは三木谷の危険な賭けである。ネットレイティングスの9月18日発表によれば「プロパティランキングでトップを維持する Yahoo!プロパティも、利用者全体にしめるリーチも拡大、 2001年3月の74%から2007年3月には87%に達した。 楽天プロパティは、最近やや伸び率が鈍化しているが、2位に定着している。 一方、Googleプロパティ成長は著しく、特に昨年 YouTube を買収してサービスを統合したことにより、今年3月には利用者数2,290万人、リーチも50%に達した。 レポートによると、この7年間、日本のインターネット市場は順調に拡大、 2001年3月時点で1,558万人だったネット利用者が、 2007年3月には4,578万人に増加」という。
人口一億人の半数がネット利用者となった。これはもう利用者の大幅な伸びは期待できないということだ。そして、もうGoogleにも抜かれて三位となったと思われる。資金力で勝てず、過去の成功体験に頼り「どぶ板作戦」を展開しようとしているのだろう。これはIT企業のすることではない。インターネットという手段を使わず対面販売をしようとしているのだ。こんなことは三木谷自身も承知であろう。増資もできず、借りれもできず、売り上げを伸ばそうとして出てきた最後のあがきと思われる。
NOVAの破綻で見られるように、独裁者の「拡大主義」は危険である。三木谷も同様であるのだ。
11/7 薔薇の葬列45(首位からの転落)
今回の大連立の影の仕掛人はナベツネとの噂である。わが深読みでは自民党の工作に乗った振りをして、民主党の結束を固めたのだろう。「雨降って地固まればいいな」と鳩山に語らせたのは意味深長と思わせる。白黒奪還闘争としては、自民党、ナベツネ、三木谷ラインを粉砕することにある。理由は、三木谷によるカラー変更は「規制緩和路線」の副産物と考察されるからである。
その吉兆として、私がよく利用する「検索デスクにおいて、ショッピングの項目で「楽天市場」が「アマゾン」にトップを明け渡した。このサイトはアフリエイトを採用しているのでアマゾンの利用者が楽天市場を抜いたのであろう。勝利は近い。
三木谷の性格を考えれば華々しくポイント増額キャンペーンで売り上げ増強を図るのが本来の姿であろう。だが、資金難と出店主たちの疲弊により、マスコミを賑わすこともなしである。
楽天はバブル倒壊と阪神大震災、「金詰り」と「血の色」に誘導された歴史の産物である。四年に渡って検証してきたが、起承転結の「転」とはなった。楽天証券のフィスコとの提携で検証してみよう。
楽天証券は中間決算で大幅減益となった。原因は「OHTの鉄砲事件による13億円の特損」「システム不安によるトラブル費用」等のようである。高株価維持にはマスコミ対策が必要だから材料のための「マスコミ発表」なのである。言葉だけは大きいが効果は不透明なのだ。凋落の兆しは日々に目に見えてきた。
楽天ストラテジックパートナーズ株式会社 が出資しているアイピーモバイルは30日、免許の条件だった11月9日までのサービス開始ができないため、総務省に携帯事業の免許を返上した。同社は2005年に免許を取得したが、資金調達が難航し経営の継続が困難になったことから、東京地裁に破産を申し立て受理された。負債総額は8億5000万―9億円とみられる。
三木谷の被害額は少ないものの、楽天の携帯事業への参入の失敗である。また、証券事業ではSBIの一人勝となっている。ポータル、カード事業の停滞も重石になってくる。白黒奪還闘争も勝利に向かって加速せねばならない。
楽天は29日、仮想商店街「楽天市場」での商品購入でトラブルが起きた場合、代金の全額を補償する制度を導入したと発表した。新制度は「楽天あんしんショッピングサービス」。楽天市場を利用する会員が対象で、50万円を上限に商品代金を楽天が100%補償する。補償回数は年1回で、費用は無料。ヤフーの70%を保障するサービスに対抗するものである。
かねてより指摘してきたように、楽天は逃げ切りを図ろうとして様々な会員囲い込み作戦をしているが、消費者無視の経営は見放されるであろう。その時がやってきたのである。今頃から、消費者重視の振りをしてももう遅いと思われる。
楽天に対する情報が極端に減っている。体育会系企業と言われるように、悪情報には猛烈な抗議をすることにがマスコミに触れるのを避けさせることになったのであろう。しかし、TBS問題で消費者に嫌われたのは失敗と言えるだろう。楽天市場がトップを走れるのもあと一年ぐらいのものである。証券、カードの停滞、ポータルの敗北、大手企業のポイントサービス、特にソフトバンクのヤフーによる顧客囲い込みは脅威である。いくら、株価が高値を維持しているとしても、それは「夢を語ろう」である。
楽天証券ホールディングスが26日発表した2007年9月中間期の連結決算は、売上高に当たる営業収益が前年同期比14.7%減の152億円、経常利益は50.0%減の39億4600万円、最終利益は75.2%減の9億4500万円となった。収益の柱である手数料収入が新興市場の低迷などを背景に、16.3%減の85億7800万円にとどまったことが響いた(共同)。
野村の新規参入による価格競争が響いたこともあるだろう。赤字転落も間近となった。TBS問題で解決する能力の無いことが証明された三木谷のことだ、売却するのなら今のうちだが、楽天本体の売却でも逡巡したと言われるように、「逡巡、逡巡、逡巡」と時の利益を失うのであろう。待ちに待った、三木谷の修羅道の舞が始まる。
いよいよアメリカ経済も調整局面を迎え、外資系証券会社も資産の切り売りをしなければならない。当然のことながら、楽天のような割高株は売り飛ばされる運命にある。三木谷がいかに豪腕といえども、怒涛の嵐に逆らえるわけも無い。「愛の賛歌」の威力はこれから発揮される。
ヤフーが24日発表した2007年9月中間期の連結決算は営業利益が前年同期比22%増の597億円だった。楽天の9月中間期の連結決算発表は11月15日である、「スピード」の楽天が三週間も負けている。4年前に「ヤフーに追いつき追い越す」と宣言したが「視聴率」で離されたとにより広告収入でも差が開くことなった。総合サイトとして金を集中するべきだったが、銀行マンとして「証券」「カード」に目がいってしまった。4年という歳月は無常にも三木谷の失敗を明らかにしてきた。
楽天に逆日歩が付いたり消えたりしている。仕手株であるので状況を把握するのは困難であるが、様々な思惑があるだろうことは間違いない。
赤福餅の不祥事が報道されている。楽天も、良い情報だけを出し、悪い情報を隠していることはありえるだろう。時は、必ず事実をあぶりだす。時は金なり。TBSで二年も持久戦をやっている会社には「時の女神」は微笑まない。
10月20日の横浜FCとの試合に勝ち球団新記録の勝ち点となった。ピアフの歌声が神戸に木霊したのだ。三木谷が「夢を語ろう」で「世界を目指す」と経営を始めて、4年目にしての成果である。だが、三木谷が口を閉ざし、叶屋専務が営業に専念したからに他ならない。神戸市の経営に勝ったとはいえ、すでに神戸市の投資額を上回っているのであるから、資金量の差といえる。ヴィッセル神戸の経営はベンチャーではなく当たり前のものとなった。残っていくのは累積赤字である。来年度中に40億に達するのではないか。また、楽天の関連会社からの宣伝費という隠れた「累積赤字」も同額ぐらいになるのであろう。こんなことを続ける企業が長続きすると思われるだろうか。放漫経営というものではないのだろうか。ピアフは赤いドレスで「祖国を売る人」を寿いでいるのだろう。
10月18日楽天は一時ストップ高をつけた、だが19日付け日経新聞ではコメントが無い。さすがの日経記者も書く気がしなかったのであろう。材料も無く上がるというのは、さまざまな要因があろうが、浮動株が少なくなってきているのだろうと思われる。バベルの塔は、高く高く築き上げられ倒壊するのである。楽天はどうなのであろうか。
楽天オークションは10月17日、出品者と落札者が匿名で品物をやり取りでき取引の安全性を保証されるるエスクローサービス「楽天あんしん取引」に、ヤマト運輸の「オークション宅急便」の「匿名配送」機能を追加したと発表した。これまで楽天は「ペリカン便」に取引を集中してきたようだが、消費者の選択幅を増やさなければ売り上げ増強にならないので、ヤマトと提携したようだ。当然のことながら、EC取引に手を出しているヤマトにデーターが流れるわけである。異業種が続々と参入してくる中でヤマトの「オークション」参入は脅威となろう。
六本木ヒルズには楽天市場と楽天証券、楽天タワーにその他の事業部が移転した。そのお披露目に、三木谷が新聞記者の前で「普段はメタボ対策で、そばが多い 」が鯖の味噌煮やサラダ、玄米ご飯を食べたようだ。
三木谷が楽天の売り逃げを図ってTBSとの経営統合を画策した可能性を指摘してきたが、失敗したことにより、普通の会社になろうとしているのであろう。「仮面の告白」で見たように「超一流の会社」が公式目標であったが、二年もTBSで足踏みして、アメリカ経済のように「安定飛行」という幻想に三木谷は取り付かれたのであろう。
華厳の教えではガンジスの砂一粒も宇宙であるとすれば、三木谷の経営は「ヴィッセル神戸」で端的に現れている。J1残留(普通の会社)と自分の好み(クリムゾン)に拘るがゆえに、赤字垂れ流しを容認している。「常勝体制」から「J1残留体制」への経営方針の転換を自己批判なしに押し切り、将来への展望を持たない。
楽天の経営でも熾烈な競争が予想されるのに、明確な展望を持たない。三木谷は「アメリカかぶれ」と批判してきたが、「メタボ」対策をするようでは、ビジネスマンとして失格である。もう、先は見えてきている。
ヤフーは10月10日、「Yahoo!ポイント」を交換レート「100ポイント=85円」で 現金化すると発表し、同日、サービスを開始した。
三木谷はカード会員になれば「2000ポイント」を与えるとしているが、ヤフーに追随するならばただで1700円を会員に与えることとなる。今までは、楽天でしか使えなかったのが銀行振り込みできるのだから、三木谷のポイントによる会員囲い込み作戦は破綻せざるを得ない。
日証金楽天の貸借倍率が0.64らしい。新聞に記事が出たわけでもなく、急速に倍率が変化するということは、何か大きな力が働いたということだ。当局も関心を持たざるを得ない。大きなバラの花が咲くのかもしれない。三木谷と闘争原理というタイトルを考えているが、その時期が来たようだ。
楽天は、オウケイウェイヴを持ち分法適用会社として消費者がサイトに投稿する質問や回答を仮想商店街の商品の販促に結びつける手法を共同開発することにより双方の収益拡大を目指すようだ。
三木谷はこれまで、野球による知名度の向上、出店主と顧客の囲い込みによる売り上げ向上を目指してきたが、検索サイトの使い勝手の向上により「囲い込み戦略」は破綻したようである。
マイクロソフトに「ガジェットで新たなビジネスモデルができる。広告も載せられるだろう」(マイクロソフト執行役専務 眞柄泰利氏)」と楽天は、Windows Vista向けに「楽天市場」のガジェットを10月中旬に提供開始する。ガジェットとは「目新しい道具」という意味らしく「楽天ランキングTOWN」の名称でデスクトップ画面に常に表示され、楽天市場の最新イベント情報や売れ筋ランキングをリアルタイムで配信するらしい。
三木谷の成功は楽天証券と楽天トラベルまでで、楽天KCの買収は失敗であった。楽天市場の売り上げ増強のため三木谷は「ビスター」に乗ったようである。もちろん正しいと思われるが、消費者がついてくるかの判断がおかしい。TBSと二年もけんかしているような企業を普通の消費者がデスクトップに持ってくるのだろうか。また、ビスターが高機能すぎて消費者に受け入れられない可能性も考えられる。三木谷は「スピード、スピード、スピード」だから、社内の反対を押し切って過大投資をした可能性大である。
楽天の凋落が止まらない。新興三市場絵の上半期売買代金首位楽天6割減、ヤフーがインターネットを利用してテレビ向けポータルサイトを開設するのに、鈴木尚(元スクウエア社長)の取締役就任である。インターネットとテレビの融合を唱えながらも、フジに嫌われ、TBSにも嫌われ、蚊帳の外に出てしまった。鈴木市などTBSが相手にするわけが無いではないか。そして、国重氏が楽天証券社長を退任、代表権の無い副会長となった、楽天証券の売却が近づいたのだろうと思われる。愛の賛歌の効用は偉大である。
02年清水との残留をかけた最終試合、松田監督のもと25、837人を集めた。吉田中学のブラスバンドの「愛の賛歌」は源平の戦士への鎮魂歌であったろう。三木谷は「夢を語ろう」で「常勝体制」を三年後に構築するとした。だが、論理の破綻にさらされるや、口を閉ざし、「赤字継続体制」により時間稼ぎをしているわけだ。
今期も、三億円ぐらいの赤字となろう、いくら三木谷が楽天株の売却益を得たとしても、金が続くわけは無い。楽天の経営を見るならば、内部留保などは度外視して売り上げ増強に走っている。個人経営のクラブが赤字垂れ流しで生きていけるわけが無い。愛の賛歌を歌い続けよう。
9月末での新興三市場時価総額でJCOMがトップになった。これからは、三位のアルゼ、四位のイートレードが追いすがって来るわけである。楽天の栄光は時価総額トップにあった。その栄光を失えば、凋落は加速度を増すであろう。
福田政権の小沢摺りよりの象徴として「日中文化・スポーツ交流年」の全面広告で田中角栄の亡霊が現れた。アメリカの頭越しに日中国交回復を目指したが故に「ロッキード事件」を起こされた怨念派を晴らすときがきたのだ。テロ特阻法の陰でアメリカ艦隊に重油を補給していたとは公表できないだろうから、アフガンへの人道支援へと国民の支持を得やすい方向となる。
三木谷の時代が終わったことは間違いないであろう。「アメリカかぶれ」の末路を見守ろう。楽天なぞ無くても世の中は回る。そして、楽天にすがるしかない「愛の賛歌」を歌う一族郎党たちの退場を見届けよう。
いずれ、規制緩和より規制強化に舵取りを変える「福田政権」により、楽天は退場を促されるだろう。金融商品取引法は、新興株式市場に上場している企業に対し「内部統制ルール」を一律適用される。金融庁としては、新興企業にとって重いコスト負担となるが、ライブドアの粉飾決算事件や村上ファンド事件などの再発を防ぐために決断した。
村上やホリエモン葉50%を超える株式取得で墓穴を掘ったが、三木谷は「仮面の告白」で指摘したように「超一流企業を目指す」というクリムゾン色の保護色で大衆の視線を遮っている。だが、時間という神はすべてを透過させるのだ。いつまでも増収増益の四半期ごとの決算が続けけられないのは自明である。
楽天証券の開業キャンペーンで「投資家になろう」があった。まことに意味深いもので、隅のほうに「自己責任」なる文言が入れてあった。バブル崩壊でによる証券不況を個人投資家の金を証券市場に呼び込むことにより活性化しようという「小泉政権」の思惑に合致したものである。
最近の新興市場の凋落は個人投資家を馬鹿にしたからである。粉飾決算、相場操縦、SMBC,株式分割、さまざまな金融工学を駆使して個人投資家から金を巻き上げ搾り取ったからなのだ。
楽天の相場もデイトレーダー達がついてこないため停滞感が漂う。値上がりしない株は、配当をしなければいずれぼろ株となる。何も利益をもたらさぬ株の行方は決まっているのだ。
かねてから、主張しているように経費節減よりも売り上げ重視の経営は消費者に見放されたとき、終焉を迎える。ポータルサイトなど赤字寸前ではないのか。カード部門も足を引っ張る。
楽天がDVDレンタル事業に参入する。現在楽天の株価は4万円攻防戦である。この高株価を維持するためには売り上げの上昇トレンドが必要である。楽天はすでにウエブ2.0時代に取り残されようとしている。かくて、誰も手を出さない事業に経費増を覚悟しての参入と見るべきだ。かって、ダイエーも売り上げ至上主義のため過大投資に走り自滅した。同様の事態であろう。
靖国の英霊はご託宣を下された。ブッシュ切るべし。英霊たちの「血」でわが国の繁栄はもたらされたのであるから、物言う声である。 思い起こせば、満州国などという傀儡政権をめぐって「ABCD包囲網」ができ、石油の不安は日米開戦の一因となった。これから、国会での論戦はアメリカの帝国主義を暴くものとなるだろう。小沢の復讐が始まるのだ。彼の恩師である「田中角栄」は「日中国交回復」をアメリカの許しを得ず断行したことにより、ロッキード事件という犯罪により追放された。小沢が「国連」というとき「アメリカ憎しの反映なのだ。
もう、国民は改革解放には乗らない、三木谷みたいな「アメリカかぶれ」には逆風の時代とはなった。
8月12日の日経で「TBSが電子書籍販売」と出た。読売によれば「TBSは「企業価値向上には、幅広い企業との提携が必要」との考えで、大手家電量販店や、楽天と競合するヤフーとの関係を強化するなど、幅広い企業との提携関係を結んでいる。」「この結果、楽天が入り込む余地は少なくなりつつある。 ただ、TBS内部には、「長期化すれば、楽天は、別の投資のためにTBS株を手放す局面が来る」との読みもある。」「楽天の株主は、大量取得したTBS株が楽天に大した利益をもたらしていないことを不満に思っている。TBSの利益を楽天の連結決算に反映させることができなければ、株主から突き上げを食うのは確実だ。」そうだ。
連結化すれば長期に果実無く金を寝かすという「無能経営者」の烙印を確かにするのだ。白黒奪還闘争は待つのも作戦である。
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TBSの「企業価値評価特別委員会」は7日、TBS株を20%超まで買い増すと通告した楽天 に対する買収防衛策の発動を見送るよう、TBS取締役会に対して勧告した。保有比率の目標が「20%を若干超える程度」であり「今後10年以内にこれを上回る追加取得の意思がないと表明した」ことにより楽天がTBSの企業価値を損ねる乱用的買収者に当たるとは言い切れないと判断した。
三菱UFJ証券の藤戸則弘投資情報部長の「楽天はひとまず最悪の事態は避けられたが、本質的な解決ではない」ということである。TBSが業務提携に応じず楽天が単なる大株主であると公表しているのだから、持分適用会社にする名分がない。企業価値極限化経営の旗印が泣いているのだ。借金による長期の無駄な保有は楽天の屋台骨を蝕んでゆくのだろう。
楽天本体の売り上げが好調としても、競争は激しくなるばかりである。楽天証券は消耗戦に持ち込まれ敗北寸前、大手がEC取引に参入してきたのだから営業利益の減少は避けられない。かくて、資金難となればヴィッセル神戸殻の経営からも手を引かねばならないだろう。
祖国を売ってもいいという「神戸賛歌」 は益々響き渡る。
9月5日付日経によれば「買収防衛策見送り」らしい。「経営統合」「持分適用会社」とTBSに言い寄ったが、借金による株式保有を継続させるとのご返事であった。経費節減のための本社移転もシステムの不安があるため中途半端となったようだし、忍び寄る恋は曲者とはなった。
TBSの行動から判断して楽天の持分を減らすための株主総会を開くであろう。当然法廷闘争となるが、三木谷に不利であることも確かだ。水面下で交渉が行われているだろうと容易に想像できるが、三木谷の性分として屈辱的な条件は飲めない、これが曲者である。交渉に乗る振りをして、時間稼ぎをするのが目的なのだろう。時間とともに、三木谷は不利となっていく。
8月30日付け日経新聞によれば「次世代高速通信ドコモ・アッカ・TBS連合」だそうだ。他の二連合に「楽天」の名がない。かねてよりのわが予想「TBSの楽天に対するTOB」が現実味が帯びてきた。昨日の楽天の上げ相場は「買収価格の引き上げ」と見ればよく判るだろう。
ここ一週間の楽天の株価を見ていると4万円の攻防戦である。買い方には「新聞発表」する材料などない、証券会社による 買いあおりにのるしかない。売り方は、楽天の内情を熟知しているようだから、踏み下げ相場となっている。買い方の消耗を期待しよう。
楽天の業績は悪化しているようだ。ヤフーの仮想商店街への新料金、アマゾンの攻勢、三木谷には打つ手がない。グローバル化の象徴である「企業価値極大化経営」が世界経済の信用収縮時に対応できないのが自明となったからだ。TBSを見ればわかるように堅実経営というものは「世界同時株安」にはびくともしない。ところが、楽天のような借入金に依存している企業は信用収縮時には動きが取れなくなるのである。
二年前から歌い始めた球団歌「神戸賛歌」は、かねてから指摘してきたように原文では「愛のためには祖国を売ってもよい」というものである。三木谷がその深層心理より「カラー変更」を行い、「愛の賛歌」を歌うことにより、修羅道を突き進むのである。
スポーツ報知によれば「東京、大阪、ジャスダックの各証券取引所は10日」「システムのチェック不足やバッテリーの容量不足などで障害が発生。経営者への報告態勢や顧客への情報開示も十分でないとして」「楽天証券を戒告処分とし、業務改善報告書の提出を求めた」。
「バッテリーの容量不足」など金で解決できるものだ。次なる処分は「営業停止」となるのであろうか。株主価値の極大化ではなくて、毀損ではないか。野球にサッカーに回す金があって、本業に回す金が不足しているのは異常といえる。
報道によれば、楽天は、持ち分法適用関連会社で中国の旅行サイト運営会社、シートリップ・ドットコム(ケイマン諸島)の保有株全株を米国を中心とした海外市場で売却し、事業資金や、借入金の返済などに充てる。
三木谷ファンドとして活動しておれば、成功例であったものが、超一流企業を目指したがゆえに、バブルと消えた。
人材派遣会社大手「フルキャスト」が事業停止命令を受けた問題で、村井嘉浩宮城県知事は3日、同社がプロ野球・楽天の本拠地「フルキャストスタジアム宮城」の命名権(ネーミングライツ)を保有していることについて「県民にとっても快いものでない」と述べ、契約解除も視野に対応を検討する考えを示した。(産経新聞)
旭日の楽天が落日の悲哀を受けるのは当然である。TBS株を村上ファンドより買ったのではないかとの報道があり、消費者無視の商法に対し法の改正が予定されている。これからも、負の連鎖が「スピード、スピード、スピード」の木霊として繰り返しおそってくるのだろう。
参議院では民主党が第一党となった、だが衆議院では自民党が安定過半数である。短期間の選挙で何故民意が違ってしまったのか。簡単明瞭、小泉が国民を騙していたからである。阿部は正直にものを言った、かくて国民は騙されていたことに気付いたということである。グローバル化することが国民のためになるのであれば、我慢しなければならないだろう。だが、得をするのは富裕層だけである。われわれ庶民は貧乏になるだけなのだ、それに気付いた結果である。
三木谷はグローバル化という錦の御旗「規制緩和」に悪乗りしヴィッセル神戸の「カラー変更」を行った。そして、何も変わらず、三木谷の好きな色にされたという事実だけが残った。
楽天市場でも消費者保護を忘れ売上至上主義である。政府は、庶民の怨嗟の声に押され「後払制の追加」という規制強化の方針を打ち出した。また、楽天証券でも、8億強の特別損失(基幹システムの保守契約及びリース契約の抜本的な見直し)を出し、OHT株でも10億程度の信用取引での回収不能金をだした、ライブドア株での回収不能金を足せばかなり苦しくなってきた。
また、ネットレイティングスのインターネット利用動向調査の新指標「総利用時間(Total Minutes)」によればトップのYahoo!JAPANが、総利用時間でも約80.6億分(約1.3億時間)で2位以下に大きく差をつけてトップとなり、3位の楽天市場は10.9億分で約8倍の差をあけられた。
時間は三木谷の本質を明らかにしていくのである。三木谷の敗北は近い。闘争勝利の日まであとわずか。
「私が復讐してあげようというのに、先生はまだ、そんなに未練がおありなのですか?」
「未練じゃないわ。」
「愛ですか?」
「そうかもしれない」
「ひどいわ。」
「美しさと哀しみと」は川端康成原作で篠田正浩監督、加賀まりこのファムファタル(男性を破滅させる女性)が美しく表現されている。愛する女流画家の師の為に、流産させ捨てた男の息子を誘惑し死に誘うのである。
三木谷は「カラー変更」が簡単な弱者切捨てと見えたであろう。だが、落とし穴は隠れていたのだ。問題を「ベンチャー・マインド」で隠そうとしたが、現実は「TBS問題」で披瀝されたように、三木谷の心の暗部を暴こうとしている。
われは傷口にして刃
いけにえにして刑吏(映画「薔薇の葬列」より最初の詩)
楽天総額500億円の普通社債発行で格付投資情報センター(R&I)から「トリプルB」の予備格付けを取得し,TBSは「シングルAプラス」の評価である。三年前、三木谷は「超一流企業のお墨付き」を目指すといった。それが、二流のお墨付きである。三木谷の深層心理がさせる業(わざ)なのだろう。ヴィッセル神戸の貧乏人を苛める心理は、複雑怪奇である。
「赤い靴」(マイケル・パウエル監督)では劇中バレエでアンデルセンの童話「赤い靴」が踊られ、「死の舞踏」から逃れるためのナイフは木の枝であり、司祭によってしか死の平安を与えられない。
三木谷は「ミッション」という言葉を使う時がある。最初の用例がクリムゾングループの設立目的であり、プロ野球参入のときも使用した。7月6日に「巨額の資金を使い取引先企業との株式持ち合いを増やし、安定株主づくりをした疑いがある」と会計帳簿の閲覧を求める訴訟を東京地裁に起こしたが、会社法では、請求者が業務上競争関係にある場合は会社側が拒否できるらしい。TBSはすでに楽天と競合関係にあると主張するだろう。楽天市場にとってメリットの無い裁判である。三木谷はまさに「友好的」な木の枝のナイフで戦っているのだ。
赤い殺意(今村昌平監督)は心臓病で死ぬ運命にある強盗に犯された妻の殺意というパラドックスをテーマとして、春川ますみを観音菩薩と思わせる演技をさせた。
三木谷はTBSの買収防衛策導入が約77%の支持を得て可決された株主総会に出席しなかった。金融論では人間は普通自己の経済利益のために行動するとされる。三木谷もヴィッセル神戸の買収時「ベンチャー・マインド」を記者団に謳いあげた。今回も、三木谷の経済理論を広く大衆に知らせるよい機会であった。だが「血の色」と「ナイフ」というヴィッセル神戸のシンボルに示される彼の「黙示録」を周囲が阻止したのであろう。国重惇史副社長の「今回の総会は楽天(への防衛策発動)を対象にしたものではない」等の三木谷氏欠席の理由の説明はそれを伺わせる。三木谷の「カラー変更」に見られた攻撃性は「父性への敵意」と見るのがわが推理であるが。三木谷の行動を心理的衝動から見れば今回の三木谷の不在は納得できるのである。
薔薇の名前(ウンベルト・エーコ)は異端審問官のウィリアム修道士がベネディクト会修道院を訪れると、修道院内で死者が相次いだのは老修道士がこれは黙示録の成就であると指摘することにより始まる。
報道によれば、楽天がTBSの会計帳簿の閲覧・謄写請求に応じるように求めた仮処分申し立てで、東京高裁の都築弘裁判長は6月27日、楽天側とTBSの双方がインターネット放送をしていることを挙げ、双方の業務が実質的に競争関係にあると判断、「会社法が定める閲覧拒絶理由がある」と述べ「会計帳簿が公開されるとTBSと同社の投資先との円滑な関係の維持が困難となることも否定できない」として、開示を求めた楽天側の即時抗告を退けた。
いよいよ、三木谷の経済理論が日本経済には「異端」であると証明される時がきた。黙示録を読み解くのは難解でもある。
三島由紀夫は細江英公撮影による写真集薔薇刑(ばらけい)により己の肉体の美しさを後世に残した。ナルシズムと揶揄されたが意に介しなかった。
週刊新潮に、「店の夜逃げ」「薬事法違反」無法地帯「楽天市場」に泣かされた人たち、の記事がでた。また、ABCが19日午前の東証の時間外取引でTBS株式の2.35%を売りぬけとの噂が浮上している。
何故、三木谷は「薬事法違反」と騒がれれば権力が黙っていないことを知りながら放置し、TBSから手を引かないのだろうか。
イエスを裏切ったユダ、しかし、エジプトの砂漠から発見された古代の文書には「イエスとユダの密約」が有ったという本が出た。超能力を持つイエスが何故「ユダ」を放置したかという疑問が解決するわけである。
「エービーシー・マート」の三木正浩会長が保有するTBS株の持ち株比率が、3月末時点の9・91%から3・35%に低下したことが6月18日、関東財務局に提出された大量保有報告書で分かった。関係者によると、TBSに友好的な複数の企業に1株あたりの売却価格は3731円と、同日の終値3970円より安い水準だったが