11月

11/30 楽天、大敗(11月を締めくくる)

 05年の夜空を輝かせて飛んだ「桜花」も虚しく消え去った。スポニチによれば、「楽天は29日に開いた経営会議で和解交渉入りを了承、TBSに通告した。合意内容は(1)楽天のTBS株保有比率が19・09%から10%未満となるよう、みずほ信託銀行への信託によって議決権を凍結する(2)検討委員会を設置し、楽天保有のTBS株の扱いやネットと放送の融合などの業務提携を協議する(3)交渉期限は来年3月末とし交渉中は楽天がTBS株を買い増さない―など。交渉不調の場合、交渉期限を延長できる条項も盛り込むもようだ」ということらしい。

 みずほコーポレート銀行の斎藤宏頭取は三木谷の元上司であり、貸し込みすぎたので、和解を模索したのだろう。 北尾の理論によれば、間接金融(銀行)より直接金融(市場)により資金を得るということだが、三木谷は自らの議決権にこだわるあまり、公募増資を選ばず銀行借入に頼った。六千五百億の有利子負債のある会社が「公共放送」を支配下に置こうというのであるから、世論の批判は当然である。借りた金は返さねばならぬ。借金には期限がある。金を返さなければ、倒産となる。かくて、「銀行管理」となり、牙を抜かれるのだ。「ダイエー」で見てきたことである。今日の時点での三木谷の敗因は、TOBされることを恐れて、公募増資をしなかったからといえるだろう。ホリエモンなど持分が減っても、「俺が企業価値」だから大丈夫と思っているのだろう。これから、楽天は十字砲火におびえる羽目とはなった。

 

11/30-2 ヴィッセル神戸は貧乏神か

 「レッドダイヤモンズ後援会」が8両編成の新幹線特別車両を借りきって応援ツアーをするそうだ。大宮駅−新潟駅間の往復乗車券だけで通常1万9720円するところを、試合入場料と往復料金、弁当代など込みで大人1万7000円という割安な価格設定だ。三木谷は楽天トラベルを持っているのだから、来期は札幌応援ツアーを格安の値段で企画してくれるであろうか。もちろん、神戸空港を利用であるが「夢を語ろう」となるだろうな。

 今日、ダイエーハーバーランド店が閉鎖だ。震災のときの「ダイエー対策本部」の店だったと思う。ダイエー、楽天、間を取り持つヴィッセル神戸と考えれば、480万円で買った三木谷は「安物買いの銭失い」になる。わが持論では「大規模スタジアム建設」のため、ヴィッセル神戸は誕生したのだ。出生に呪いをかけられた子が波乱の人生を送る、別途論評することとなるが、三木谷が「貧乏神」を拾ったのは間違いないだろう。

 

11/29 言葉と時間

 嘘も付きとおせば真実になるとは、誰が言ったか、ヒットラーかゲッペルスか、忘れた。家康が「厭離穢土、欣求浄土」で天下を取ったが、三百年続いたから真実に近づいたのだろう。弘法大師の教義に疑問をはさむものは居ても、彼の言葉が嘘であったというものは少ないだろう。三木谷が二年前、「神戸のため」とヴィッセル神戸の経営者となった。私は、彼の事業のための「企業再生」事例をもくろんだと推理した。「カラー変更」は、クリムゾングループの企業カラーであるからだと指摘した。27日に、「涙の謝罪」をしたとマスコミに報じられた。本当に、謝罪するならば「白黒に戻す」という誠意が必要であった。彼は、財界の大物に取り入るのが得意なようである。国の前途を憂う若者経営者を演技するのが得意ではないかと思われる。TBS統合提案が「国のため」ではなく「企業価値最大化」である。ところで、楽天とTBSが経営統合して、我々に利するものがあるのだろうか。有るのは「株主利益」であり、それを「社会的利益」と思わせることに「六本木ヒルズ族」の特徴がある。今、その論理は、破綻しようとしている。三木谷の言葉が「時間」により裁かれるのが待ち遠しい。

 

11/29-2 菅原よさらば

 掛川、菅原、あの屈辱の「大分戦」出場メンバーともお別れだ。菅原も、ペットボトルを投げられて激昂したが、今思えばシジクレイの子分だし、いろんな事情があったのか。小島もすこしだけ出た、関係ないが今度こそ、お別れになるだろう。鳥栖でも行くか。

 

11/28 北尾VS三木谷(来年を占う)

今日は、四柱推命という切り口で三木谷を語ってみたい。日経マネ−06年1月号で北尾氏は 「悲惨な結末が待っている」と語っているとの記事があるそうだ。96年2月のクリムゾングループ設立から、来年で十周年である。ヴィッセル神戸が創部十年で「降格」した。来年は、三木谷にとって、波乱の年になるであろうということを考えてみたい。

基本的に、六十年を周期とする。還暦が良く知られている「習慣」であろう。これを六区分し、十年の周期に細分するわけだ。人生六十年で、十年一区切りというわけだ。六十年は惑星の周期を取り、十年は手の指の数だという説を私はとる。天は十二支により表され、12×10は120年、人間の最長不倒といわれる。天は円であり、地は角である。これは、前方(角)後円墳という形で知ることが出来る。地は四角であるから、一辺を四十年として、四角に転角点が在るとする。この地点に掛ったとき、運勢の転機となるとする。この世に生まれた以上、これは避けられない。

三木谷に当てはめてみれば、四十歳の節目を迎え、岡山白稜高校から三十年有余、転換点に立つと見ることが出来る。よって、北尾の発言は意味が深いと思われる。

 

11/28-2 謝って済むのなら警察は要らない

 「カラー変更」がどんなことかを論評し、警告してきたのに、「すべては私の不徳の致すところ」と頭を下げても、覆水もとに帰らず、いたずらに時間だけが過ぎ去ってしまった。三木谷は結果責任を、天から受ければよいのだ。賽はもう投げられたのだ。

 

11/28-3 カズ二発

 新聞の写真を良く見れば、DFの顔からして「おっさんリーグ」ではないか、白けるな。

 

11/27 東京ベルディと三木谷浩史

 三年前、東京ベルディの胸スポンサーであり、ヴィッセル神戸の胸スポンサーで、両チームとも降格となったのは因縁があるのだろうか。今は、三木谷がスポーツチーム経営に異常な熱意を注ぐことが良くわかったが、神戸市との譲渡交渉の段階では「神戸のため」という言葉に、役人たちが惑わされたのであろう。この三木谷が関係した二チームが同時降格したことを、「浩史」という名で考えてみよう。禅の言葉に「名詮自性(めいせんじしょう)」がある。「その名には本質が宿っている」としておこう。姓名判断として、味わい深いものがある。

 「史」とは、良一氏が学者であることから考えて、「学者」と取るのが順当である。「浩」は、書物が多くあることだ。優秀な学者になって欲しいという父の思いが良く出ている。だが、苗字の「三木谷」との配合で、波乱を生じていると思われる。浅学ではあるが、三字の苗字には一字か三字の名がよいのではないか。二字でもよいのだが、その時は「浩史」のような大義は避けるべきであろう。「三木谷」とは、三本の木が谷にあるのだ。三という命数の意義は「三国志」によく現れているように、二という並行から、一を足し緊張へと発展している。

 現実的には、このHPで検討してきたように、父の思いが「スパルタ教育」として在ったが、それは「強すぎた」が故に、「心」が歪んでしまった。「楽天」の成功は「成果」であり、ヴィッセル神戸と東京ベルディの「降格」は「果実」であるといえる。

 運命は、動いているのであり、止まることが無い、波乱必至である。名が、そうさせるのだ。

 

11/27-2 今日は勝つぞ

 今日の、実質的な監督はアツだろう。来季に向けて、若手の活躍に期待しよう。

 

11/26 怨霊と共に生きる

 怨霊の概念は時代と共に変化していく。楽変化天といえるだろう。現代でも、靖国問題という「怨霊」が取り付いているのだ。三木谷は、浅薄な知識でヴィッセル神戸を経営したが故に、怨霊に仕返しされたといえる。日本人が長い間に蓄積してきた経験則は、様々な形で生きている。能というものは怨霊への鎮魂歌であるとはよく言われる。四国遍路も鎮魂の旅といえるだろう。今、三木谷に「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響き」があるわけだ。「砂上の楼閣は滅びるときが美しいのだ。それが砂上の楼閣だったということがわかる瞬間が、美しいのである」と「教育の倒壊」というHP書いておられるが、楽天が「砂上の楼閣」であるのか無いのか、静かに見つめていくのも一興であろう。

 

11/26-2 TBSと楽天25(資金提供先の開示義務)

 サンケイスポーツによれば、「TBSは、楽天が再び株を買い増した場合に「どこから資金提供を受けたか情報開示を求める」(同社幹部)方針。というのも、楽天の経営統合案は共同持ち株会社方式。持ち株会社の株が外資に買い進められ比率が20%以上になると、傘下のTBSの放送免許が取り消しとなる恐れがあるからだ。総務省は両社に『外資の株取得に関する備えができていない』と懸念を伝えて」いるので、楽天が法廷闘争に出た場合に、当然ながら開示義務で攻める構えだ。

 

11/26−3 やはり、消化試合であった

 デイリーによれば、外人三人が紅白戦を外されたようだ。降格が決まり、来季に向けた動きなのだろう。三木谷はヴィッセル神戸の買収で「ベンチャー精神の導入」を宣言した。「常に前進」を言うのであれば、降格が確実になった時点で、動くべきだったろう。叶屋は、臆病になってしまったのだろう。ベンチャー精神を言うのであれば、監督も日本人の新人監督を使うべきだ。大宮の戦法を見てみても、日本独特のシステムが出来ている。名前だけで、バックスター監督に頼ろうとしても、彼が指導したJリーグではもう無いのだから、レオンの二の舞になるのではないか。やはり、三年計画で行くべきだろう。バックスターがどう注文を出すのか、注目だ。

 

11/25 憂国忌に誓う

 今日は、三島の決起の日である。三十五年目にあたり、「怨霊」と心を通じて決意表明としたい。このHPの趣旨は、白黒奪還闘争でもあり、人間はどう行動すべきかを、さまざまな事例を挙げて検証することでもある。弘法大師の超能力はこの世にも現前するかという問題でもある。三木谷や叶屋は、金だけでは勝てないということを「降格」という事実により思い知ったことであろう。

 三木谷は、ヴィッセル神戸の深紅を「血の色」、エンブレムを「ナイフ」、ユニフォームを「戦闘服」とした。こんなことを言えば、怨霊たちが寄ってくるのだ。三島も盾の会で「戦闘服」を作り、日本刀で血をほとばしらせたのだ。そして、自分の行動を「われわれの愛する歴史と伝統の国日本」によるとした。その例証として「仮名手本忠臣蔵」を考えてみたい。

 

 この作品は、三人の作者により「切腹」を語り分けるという「趣向」があった。判官切腹では、大星由良之助が刀に付いた主君の血を嘗めることにより復習を誓う。勘平切腹では、妻の父を殺したと勘違いしてのことであったが無実が晴れ、「魂魄この世に止まって」と「怨霊」となることを誓う。加古川本蔵は陰腹(腹を切っているがそれを隠している)により、愛する娘を大星力弥と結婚させ、大願成就を祈りながら死んでいく。

 三島が「武士の魂」というのはこのことであろう。日本文化とは、こんなものである。徳川幕府も明治政府もこの芝居には異を唱えなかった。

 

 討ち入りにおいて、白黒の縞模様を着ているのは日本人の美意識に良く訴える。こんないいユニを消し去った三木谷に対して三島と共に「怨霊」となり、共同戦線を組むことを誓うのだ。

 

11/25-2 バクスター氏復帰か

日刊スポーツによれば、「すでに大筋で合意に達しており、近日中にも発表される」らしい、発表を待とう。

 

11/25-3 バンディオンセ神戸がんばれ

バンディオンセ神戸が、全国地域リーグ決勝大会で決勝リーグ入りを果たせば、JFL入り濃厚らしい。期待したい。

 

11/24 TBSと楽天24(外資規制)

 総務省が統合会社に外資規制に抵触する可能性に言及したようだ。これで、TOBの目は無くなった。お上に楯突いてまで、TOBに応じる必要もなし、裁判所も安心してTBSに有利な判決を出せる。三木谷、後退作戦をうまく出来るのだろうか。

 

11/24-2 憂国の涙(歴史と伝統の国、日本)

 人間という生命体には、自殺プログラムも存在する。固体は滅びても、他が生き残ればよいのだからだ。この、プログラムの存在により、わが国でも特攻攻撃があったわけであり、アメリカでのワールドトレードセンター特攻作戦が成立するわけだ。三島の最後の叫びを見てみよう。

 

日本を日本の真姿に戻して、そこで死ぬのだ。生命尊重のみで、魂は死んでもよいのか。生命以上の価値なくして何の軍隊だ。今こそわれわれは生命尊重以上の価値の所在を諸君の目に見せてやる。それは自由でも民主主義でもない。日本だ。われわれの愛する歴史と伝統の国、日本だ。これを骨抜きにしてしまった憲法に体をぶつけて死ぬ奴はいないのか。もしいれば、今からでも共に起ち、共に死のう。われわれは至純の魂を持つ諸君が、一個の男子、真の武士として蘇えることを熱望するあまり、この挙に出たのである。(檄、盾の会隊長 三島由紀夫)

 

三島は自らの死を「真の武士として蘇えることを熱望」して美化するために、謀略をめぐらせた。武士として死ぬためには、大義名分がいる。決起するためには、集団が要る、腹を切るには刀を自衛隊庁舎内に持ち込まねばならぬ。腹を切りやすいように、制服は腹がすぐ出るようにしておく。三島は、計画的に行動したのだ。状況証拠は歴然である。

 

 

11/24-3 サドンデスゲームの意味

 三木谷は、金さえかければ一年でJ1に帰れると思っているようだが、二分のロスタイムを五分闘わされた意味を思い知らねばならない。オーナーは、表に出てはならない。Jリーグの精神を考えれば当然のことだ。嬉しそうに、選手とはしゃぐから、意地悪をされる。来期も、四面楚歌の状況では、苦戦するだろう。先ず、第一に、白黒に戻して、恭順の意思をはっきりさせなければならない。

 

11/24-4 松田監督をたたえる

 三年前、決然と福岡に行ってしまった。神戸の降格をどう論評するのだろうか。神戸新聞に、記事が出ているが「カズ」に関しては論評なしである。「サッカー小僧」を連載しているのだから、悪口は書けない。ジャーナリズムの限界といえるだろう。ヴィッセル神戸の譲渡に関しても、知らん顔をしていた。カラー変更に関しても、一回特集を組んだだけ。わが、HPの重要性を実感する。J2になり、情報不足が思いやられるが、これからもがんばりたい。

カズと松田監督との確執を早く知りたかった。神戸新聞は書いてくれないものな。

 

11/23 三木谷の金融論序説20(中間報告として)

 約二年間、三木谷を研究してきた。中間報告として、問題点を列記したい。

1.浅薄な理解力

 楽天の成功は、ハーバード大学でのM&A理論を基礎として、北尾氏の「企業価値極大化」の方法論を踏襲している。だが、言語の定義で見るように、三木谷流に解釈しなおすことにより、消費者や利用者の利益を消し去っている。企業の存立が、社会的なものであることが理解できないからであろう。

2.責任感の無さ

 ヴィッセル神戸において、「夢を語ろう」で三年計画を打ち出した。ところが、形勢が悪くなると、ヴィッセル神戸のHPから消し去ってしまうのだ。単なる、プレゼンテーションだからということだろう。ファンサポは何を信じればいいのだろうか。楽天においても、業績予想をしない。結果責任を取らなくてすむようにするためだろう。そして、赤字決算でありながら、配当はしているのだ。

3.危険予知能力の欠如

 三木谷の成長過程において、スパルタ教育が多大に影響を与えていると指摘してきた。「常に前進」との脅迫概念を植えつけられてしまえば、行動を起こす場合に失敗の可能性を検討しなくなる。これは、ヴィッセル神戸での監督交代劇が傍証である。

 

 これから、TBS経営統合問題が進展していく。三木谷の前途は多難であろう。時機を見て、本格的に三木谷の金融論を検討していこう。

 

11/23-2 憂国の涙](自ら冒涜する者)

 自己陶酔というが、次の一文はいい例である。そして、「自ら冒涜する者」と裏返しで自己告白している。

 

われわれは四年待った。最後の一年は猛烈に待った。もう待てぬ。自ら冒涜する者を待つわけには行かぬ。しかしあと三十分、最後の三十分待とう。共に起って義のために共に死ぬのだ。(檄、盾の会隊長 三島由紀夫)

 

 三木谷はTBSと経営統合を提案した。こんなもの、時間を切って論議するものだろうか。スピードの逆説である。

 

11/23-3 清水戦(ゼロ回答の季節)

 なにやら、大量首切りの噂が出ている。薮田、松尾は間違いないだろう。播戸、三浦は移籍だろうし、試合のことより、お互いの情報交換で忙しい。勝てないだろうな。

 

11/22 分断される戦線(時代が見えていない)

 nikkeibpに寄れば、大前氏が「楽天のポータルはTBSのみ、ライブドアはフジテレビのみというのでは、何の意味もありません。彼らには、時代が見えていないとしか思えません」とコメントしたようだ。ヴィッセル神戸での三木谷の失敗は多大の影響を楽天に与える。三木谷の経営者としての資質が無いことを「白日」の下に曝したわけだ。これからは、妥協の道を探すことになろうが、時期は失したと思われる。村上もTBS株をほとんど持っていないようだし、二度の楽天証券の値下げ延期は致命的な後退となり、追撃線に曝されることになろう。

 

11/22-2 憂国の涙\(アメリカの傭兵)

 三島は「武士の魂」という概念を持ち出して、自己の行動を正当化しようとする、だが、自己抑制、戦わぬことが「武士の魂」だと思うのだが、三島の美学を読んでみよう。

 

 この上、政治家のうれしがらせに乗り、より深い自己欺瞞と自己冒涜の道を歩もうとする自衛隊は魂が腐ったのか。武士の魂はどこへ行ったのだ。魂の死んだ巨大な武器庫になって、どこへ行こうとするのか。繊維交渉に当たっては自民党を売国奴呼ばわりした繊維業者もあったのに、国家百年の大計にかかわる核停条約は、あたかもかつての五・五・三の不平等条約の再現であることが明らかであるにもかかわらず、抗議して腹を切るジェネラル一人、自衛隊からは出なかった。沖縄返還とは何か? 本土の防衛責任とは何か? アメリカは真の日本の自主的軍隊が日本の国土を守ることを喜ばないのは自明である。あと二年の内に自主性を回復せねば、左派のいう如く、自衛隊は永遠にアメリカの傭兵として終わるであろう。(檄、盾の会隊長 三島由紀夫)

 

 三十五年の歳月とは何であったのか、三木谷のアメリカかぶれと小泉のイラク派兵は「アメリカの傭兵」といえるだろう。

 

11/22-3 叶屋専務責任を認める

 日刊スポーツによれば、「降格は必然だった。相次ぐ監督解任劇。選手は口々に『誰が悪いか、みればわかるでしょ』と批判した。起用に対する選手の不満は常にくすぶり、負けてもしらけたムードが漂った。叶屋専務はこの日『チーム強化で拙速に、短期的な結果を求めすぎた。大きな責任があると感じている』と謝罪した。

 三木谷も叶屋もサッカーを知らないということになろうか。これからは、「カラー変更」の贖罪に邁進していただくということになろう。時代遅れは、退場あるのみであろう。

 

11/21 金の切れ目が縁の切れ目となろう

 J2降格に対して、三木谷が「当然、来季以降もクラブの経営は変わらずに行います」の声明を出した。過去に大日本帝国はポツダム宣言受託を探りながらも国民には「本土決戦」を叫んでいたのだ。楽天が苦境にある可能性は大いにあるはずだ。今日発売の「週間エコノミスト」の楽天特集の見出しを見てみよう。

 

楽天の焦り

「財務徹底分析」で見えた本当の姿

「膨らむ負債」自己資本の七倍に達した借入金(信用リスク)

「のれん処理」成長期待を生む会計に(監査法人が「NO」)

「コクドと類似」買収で株価上昇→また買収の(含み益経営)

「ネット企業?」実態は(コングロマリット)型のM&A集団

AOLの大失敗」誰も成功していない(ネットと放送の融合)

 

「はてな」「イー・マーキュリー」「グリー」--グーグル目指す「第二波」続々

「楽天ってもう古いですよね」余裕の次世代ベンチャー

 

 三木谷も「一文無し」のリスクを自ら認めたわけだし、ヴィッセル神戸は現状債務超過も事実である。金がなくなれば、退場しかないのも事実だろう。静かに、三木谷の行動を見つめていこう。

 

11/21-2 TBSと楽天23(楽天からTBSへの役員派遣)

 毎日新聞によれば、「楽天がTBSに経営統合を提案している問題で、楽天とTBSが水面下で和解に向けた接触を始めたことが20日、分かった」らしい。三木谷の和解条件が「役員派遣」であろうか。情報戦の様相であるが、北尾の作戦や如何。

 

11/20 楽天とヴィッセル神戸(断末魔)

 今日の大宮戦で降格が決まるかもしれない。楽天も呻いている。次の、文を読んでみよう。

 

楽天市場には、かつて、インターネットを通して全国の埋もれた零細企業を掘り起こすという大義名分があり、それに乗った出店者たちの熱狂的な支持と献身的な営業努力で、急成長してきました。

それが今ではどうでしょうか。絵に描いたような不遜な銭ゲバ企業に成り果ててしまったと言えなくも無いのです。

楽天の申し子だった多くの店舗の店長たちも、今ほとんどが楽天に背を向けて自社の生き残る道を考え出しています。(某掲示板)

 

 「カラー変更問題」は、ヴィッセル神戸というちっぽけなクラブの事件ではあったが、楽天も同じ課題を抱えているようだ。いくら、「決定事項」と強権を発動しようと、ファンサポの協力がなければ降格するという「歴史的教訓」をJリーグに残したように、消費者、店主の協力がなければ事業は成り立たないということだ。

 今、NHKのニユースで「負ければ降格」と言った。芝居でも、断末魔は面白いところだ、最後の踏ん張りを見せることだろう。孫正義、ホリエモン、三木谷の落日を寿ぐか。

 

11/20-2 憂国の涙[(ミッションと任務)

 三木谷もかって野球参入のとき「ミッション」と発言した。三島の「任務」と並べてみるならば、良く似ていることに驚かされる。

 

 われわれは悲しみ、怒り、ついには憤怒した。諸官は任務を与えられなければ何もできぬという。しかし諸官に与えられる任務は、悲しいかな、最終的には日本からは来ないことだ。シヴィリアン・コントロールが民主的軍隊の本姿である、という。しかし英米のシヴィリアン・コントロールは、軍政に関する財政上のコントロールである。日本のように人事権まで奪われて去勢され、変節常なき政治家に操られ、党利党略に利用されることではない。(檄、盾の会隊長 三島由紀夫)

 

 

 三木谷の怒りが何であるのか、まだ判らない部分がある。三木谷の異常な行動が「怒り」にあることとすれば、TBS統合提案の理解の一助となるだろう。

 

11/20-3 臙脂の早大1部復帰

 勝負の世界で、色もすこしは影響するだろうが、大事なことは基本を守るということだろう。三木谷も三年計画が好きなのだから、一年で復帰というのもよいが、有力選手はみな首にして、若手中心のチームを若手の監督に任すのが、結局は早道だろう。

 

11/19 三木谷の金融論序説19(時価総額極大化経営5)

 楽天の株価が低迷し始めたようだ。有利子負債、本業の低迷、財界から嫌われだした等の悪材料があるのだろう。三木谷の本質が、マスコミ等の報道により周知されてきたといえる。何時までも、拡大局面は続かないということだ。経営者というものは、道理を知らねばならない。三木谷は、その道理を知りたくないということであろうか。

 

11/19-2 大宮戦を前にして

 新聞報道では、残留に向けて気合が入った発言が出ているが、一時間半の練習だから、口だけであろう。別れる前の夫婦が、世間体のために形だけの生活をしているようなものであろう。

 大宮というチームは、1969年の電電関東サッカーチームを母体として三十五年の歳月でJ1入りを果たした。サッカーとはそんなものだ。短期的にJリーグ入りを、川鉄水島を母体として果たした。ダイエーと神戸市の思い上がりだった。貰ったものだから、簡単に三木谷みたいな経営者に売り渡すことが出来たのだ。長期的な視点に立つならば、バンテオンセが追い越していくのかもしれない。ヴィッセル神戸が消滅しようと、歴史の必然であろう。これからも、冷徹に考えていきたい。

 

11/18 TBSと楽天22(最終回答案は事実上のゼロ回答)

 中国新聞によれば、「(1)業務提携には応じるものの統合は拒否する(2)業務提携の条件として楽天が保有するTBS株の大幅削減を求める(3)放送と通信の融合を進めるためには、複数のインターネット企業との幅広い提携を目指す−などが柱」の最終回答案らしい。

 前面対決となるわけだが、三木谷の次の一手は何になるのだろうか。奥田氏も引いてしまったし、後ろ盾もない状況でTOBをかけたところで、失敗するのは目に見えている。妥協すれば、三木谷の運命は終わり。絶体絶命とはこのことであろうか。起死回生の「回天」はあるのだろうか。観客は、固唾を呑んで、舞台の三木谷に注目ということではある。

 

11/18-2 憂国の涙Z(声を奪われたカナリヤ)

 三木谷のTBS統合提案は、三島の檄と良く似ている。方恋慕というのであろうか。愛とは盲目、良く表している。理解しあうことの無い愛を、大衆の前にさらけ出す快感を感じる。

 

 

われわれはこの日以後の自衛隊に一刻一刻注視した。われわれが夢みていたように、もし自衛隊に武士の魂が残っているのならば、どうしてこの事態を黙視しえよう。自らを否定するものを守るとは、何たる論理的矛盾であろう。男であれば、男の矜りがどうしてこれを容認しえよう。我慢に我慢を重ねても、守るべき最後の一線をこえれば、決然起き上がるのが男であり武士である。われわれはひたすら耳をすませた。しかし自衛隊のどこからも「自らを否定する憲法を守れ」という屈辱的な命令に対する、男子の声は聞こえては来なかった。かくなる上は、自らの力を自覚して、国の論理の歪みを正すほかに道はないことがわかっているのに、自衛隊は声を奪われたカナリヤのように黙ったままだった。(檄、盾の会隊長 三島由紀夫)

 

 遠藤周作が神の「沈黙」を考えるのも文学的といえば、三木谷のTBS統合提案も文学的といえるだろう。三木谷が「夢を語ろう」で「血の色」を告白したことを注目してきた。今、ヴィッセル神戸が降格の憂き目に会おうとしている。楽天はどうなるのだろうか。

 

11/18-3 叶屋専務の土下座が見たい

 千羽鶴や一文字は高校野球の世界だ。カラー変更のとき、「決定事項」と大見得をきったのだから、男らしく「辞表」を出せば誉めてやるが、それが出来る男か。会議室などではなく、大衆の前に出てくるべきだ。それが、男だろう。

 

11/17 三木谷の金融論序説18(時価総額極大化経営4)

 11月16日付で金融庁が楽天証券に対して業務改善命令を出した。行政指導の後もシステム障害を引き起こしたからである。三木谷は短期的に業績を上げ、決算発表で次の計画を打ち出すというサイクルを繰り返さないと株価を維持できないと考えているからだろう。

 

11/17-2 TBSと楽天21(株主名簿)

 村上ファンドがTBSの株主名簿を要求し、拒否されたようだ。三木谷村上連合の作戦と思わせる陽動作戦であろうが、世論の支持を失うだけだろう。楽天のTOBなど、もう誰も信じない。これから、北尾の楽天侵攻作戦が始まると思われる。

 

11/17-3 来季予算を考える

 デイリーによれば、「J2降格した場合には、今季のチーム年間予算を削減する方針を示した(叶屋宏一専務)」が、今季23億円の年間予算でレオン関連の金がそのまま赤字で残る。通算の欠損金が十億以上になる模様だ。そして、楽天の情勢が混沌としてきて、来期もスポンサー料を現状維持できるだろうか。常識的に考えて、大幅削減になるだろう。日刊によれば、「神戸が16日、次節大宮戦に向けて約1時間半の練習」だそうだ。落城の悲哀とはこのことか。

  

11/16 TBSと楽天21(楽天敗色濃厚)

 産経新聞によれば、村上ファンドのTBS株が楽天に譲渡されたていたようであり、浮動株は4%強になるそうだ。三分の一も取れないのでは勝負にならない。TBS自体は、デジタル化、広告収入の低迷等で値上がりが期待できない。TBS株が値下がりすれば、評価損が発生する。楽天自体も値下がり必至となる。ここ、一週間が勝負か。水面下では、買取交渉が行なわれるかもしれないが、北尾が許さないだろう。三木谷は、ヴィッセル神戸での監督交代劇で証明されたように「感情」に左右される。冷静な判断が出来ない。戦線縮小という選択肢は取れないだろう。

 

11/16-2 憂国の涙Y(パラドックス)

 論理学では、正しいはずの前提から考えていき矛盾した結論がでること(逆説という)。三木谷の金融論は逆説となろう。これから、検討していかねばならぬ。三島の論理を見てみよう。

 

これで極左勢力には憲法護持の飴玉をしゃぶらせつづけ、名を捨てて実をとる方策を固め、自ら護憲を標榜することの利点を得たのである。名を捨てて、実をとる! 政治家にとってはそれでよかろう。しかし自衛隊にとっては致命傷であることに、政治家は気づかない筈はない。そこでふたたび、前にもまさる偽善と隠蔽、うれしがらせとごまかしがはじまった。

 

 銘記せよ! 実はこの昭和四十五年十月二十一日という日は自衛隊としては悲劇の日だった。創立以来二十年に亘って、憲法改正を待ちこがれてきた自衛隊にとって、決定的にその希望が裏切られ、憲法改正は政治的プログラムから除外され、相共に議会主義政党を主張する自民党と共産党が、非議会主義的方法の可能性を晴れ晴れと払拭した日だった。論理的に正に、この日を境にして、それまで憲法の私生児であった自衛隊は「護憲の軍隊」として認知されたのである。これ以上のパラドックスがあろうか。(檄、盾の会隊長 三島由紀夫)

 

 「憲法改正」とは一般にアメリカの押し付け憲法から、独自の憲法にするということであるが、三島は「天皇親政」の憲法にしようということである。微妙に、言葉の言い換えが行なわれている。三木谷も、企業価値の最大化を言うわけだが、企業規模の拡大が至上目的になっているところが「パラドクス」であり、6500億円の有利子負債であろう。

 

11/16-3 降格の日が迫る

 思えば、ヴィッセル神戸と楽天とを考えてきた。四国遍路の「同行二人」となってしまったようだ。カラー変更という理不尽なことをすれば、こうなるということであろうか。三木谷に、この世では「楽変化天」、不思議な力が存在すると教えてきたのに、無力であった。反省せねばならない。

 

11/15 神秘体験と三木谷

 弘法大師の法号は「空海」で、室戸岬の「御厨人窟(みくろど)」という洞窟の奥から海と空を観じながら「虚空蔵菩薩求聞持法」を修行し、本尊の「明星(金星)」が体内に飛び込んできたことにより本願(超能力を得ること)を得たことを知ったことによる。

 

 凡人でも、臨死体験という神秘体験をすることがあり、孫正義も病床で「少女」に会ったと証言している。ホリエモンも「僕は死なない」等の発言があり、何らかの体験をしたと思われる。三木谷に関しては、強烈な勉強をしたことは確認できるが、神秘体験は無い模様である。だが、父親からの「スパルタ教育」による脅迫観念が「血の色」と「スピード」により、伺えるとこのHPで指摘してきた。これからの、楽天の動きがどうなるか、検討していけば、はっきりしてくるだろう。

 

11/15-2 TBSと楽天20(増資は延期か)

 朝日新聞によれば、「しかし、短期間に決着をつける思惑は外れた。10月13日以降、楽天の株価は一時20%も下落。過去の買収で増えた債務の返済資金として『11月に予定していた』(幹部)という増資は延期された。TBS問題の先行きが不透明なため、投資家に説明しづらいと判断したとみられる」そうだ。

 西川氏は楽天の相談役も退任だから、三井住友銀行の支援はもう無いと読めば、形勢は益々不利か。

 

11/15-3 パベル監督退任へ

神戸新聞によれば、「J1残留が厳しくなった神戸が、パベル・ジェハーク監督(42)と来季の契約を更新しない方針であることが12日までに分かった。フロントは夏から来季の監督候補の人選を進めており、クラブ幹部によると現在は日本人と外国人の3人に絞られているという。」

また、監督が変わるわけだ。首になる監督の元、選手が真剣に闘う訳が無い。三木谷の責任だ。

 

 13日、14日と、四国に弘法大師に会いに行くので休載です。

 

11/12 憂国の涙X(10・21の出会い)

 三島も、あの反戦デーに変装して観戦していたそうである。三島も、もう少し早く生まれてきたならば、名誉の戦死が出来たのに、運命とは皮肉なものだ。彼も、この日が「動員学徒壮行会」の日であることを熟知していた。三島の夢を見てみよう。

 

 

しかるに昨昭和四十四年十月二十一日に何が起ったのか。総理訪米前の大詰というべきこのデモは圧倒的な警察力の下に不発に終わった。その状況を新宿で見て、私は「これで憲法は変わらない」と痛恨した。その日に何が起ったか。政府は極左勢力の限界を見極め、戒厳令にも等しい警察の規制に対する一般市民の反応を見極め、敢えて「憲法改正」という火中の栗を拾わずとも、事態を収拾しうる自信を得たのである。治安出動は不用になった。政府は政体維持のためには、何ら憲法と抵触しない警察力だけで乗り切る自信を得、国の根本問題に対して頬っかぶりをつづける自信を得た。(檄、盾の会隊長 三島由紀夫)

 

 

 三木谷も、孤立無援の状況になってきたようである。歴史というドラマを文学的な視点で見ていけば、「楽天」も極めて文学的である。

 

11/12-2 TBSと楽天19(西川氏、日本郵政社長へ)

 三井住友銀行が、西川善文前頭取が12月末までに同行特別顧問と楽天証券取締役をそれぞれ退任すると発表した。やはり、内部で楽天とのことが問題となったのであろう。そして、日本郵政のトップになり、TBS問題から手を引いたということか。

 

11/12-3 独禁法違反で申し立て(生活と科学社)

日経新聞によれば、大阪市の石けん・日用雑貨販売「生活と科学社」(猪ノ口幹雄社長)が「当初は月5万円の出店料だけ楽天側に払えば良かったが、02年の規約改定で売上高などに応じた従量課金制度を導入。その後も外部へのリンクを禁じたり、独自のクレジットカード決済システムの利用を強制するなどした。」「楽天への支払額は当初の年60万円から約920万円に増加。楽天側に抗議するなどしたが、今年6月に一方的に契約を打ち切られ、サイトを閉鎖させられた」ことが、「独禁法が禁じた優越的地位の乱用などにあたる」と主張している模様だ。

 

 この会社もしつこくネットで告発していたが、好機いたると公正取引委員会に申し立てたようだ。これも、北尾が後押ししているのではないだろうか。

 

11/12-4 川崎は「トップ5」へ

 残留争いで苦しむチームと上位を目指すチームとでは勢いが違う。大宮戦が、降格決定戦となるか。

 

11/11 TBSと楽天18(財務状況の公開要求)

 TBSが三回目の質問書で直近の財務状況の公開を求めるようだ。これは北尾の作戦であろう。三木谷が財務内容を公開しないだろうと読んでのことだ。マスコミに楽天の財務状況を書かせることが重要なのだ。六千五百億円もの有利子負債を持つ会社が超優良会社に経営統合を申し出ることの意味を大衆に教えなくてはならない。

 スポニチによれば、「ヤフーはTBSへの協力姿勢を示した理由として『TBSが特定社に支配され、仲良くできなくなると困る』と説明。これに対しTBS幹部は『ありがたい話だが、現段階で(ヤフーのホワイトナイトを)検討していない』と話した」らしいが、これは、楽天がTOBをかけてくればヤフーが出てくるということであろう。

 三木谷、次の作戦はあるのだろうか。もう、専守防衛は出来ない。有利子負債という時限爆弾は、金利という起爆装置を持つ。

 

11/11-2 三木谷の金融論序説18(時価総額極大化経営4)

 個人投資家に対する三木谷の態度を、11月9日のIT PLUSが「決算発表の場で出た『今回の騒動でブランドイメージが下がったのではないか』という質問に、三木谷氏は『正々堂々とやっている。マイナスの影響はない』と反論した。しかし、本来、ユーザーや顧客が判断すべき評価の問題を、当事者が『影響なし』と言い切る物腰自体が、比較的オープンマインドな対応を好むネットユーザーからは支持を得にくい可能性があり、かえってブランドイメージを損ないかねないとすら言えそうだ」と論評した。

 

11/11-3 川崎は燃えている

今週末の川崎VSヴィッセルの大きなポスターがJR川崎駅にはってあるそうだ。やっつてられないな。三木谷の「カラー変更」の責任をどう取らせるか。。。。。

 

11/10 憂国の涙W(不借身命)

 三島は、「天皇親政」という概念を出すことで、「治安出動」を正当化しようとした。「天皇親政」など夢幻であることは本人も良く知っていたのに。

 

 

 四年前、私はひとり志を抱いて自衛隊に入り、その翌年には盾の会を結成した。盾の会の根本理念は、ひとえに自衛隊が目ざめる時、自衛隊を国軍、名誉ある国軍とするために、命を捨てようという決心にあった。憲法改正がもはや議会制度下ではむずかしければ、治安出動こそその唯一の好機であり、われわれは治安出動の前衛となって命を捨て、国軍の礎石たらんとした。国体を守るのは軍隊であり、政体を守るのは警察である。政体を警察力を以て守りきれない段階に来て、はじめて軍隊の出動によって国体が明かになり、軍は建軍の本義を回復するであろう。日本の軍隊の建軍の本義とは、「天皇を中心とする日本の歴史・文化・伝統を守る」ことにしか存在しないのである。国のねぢまがった大本を正すという使命のため、われわれは少数乍ら訓練を受け、挺身しようとしていたのである。(檄、盾の会隊長 三島由紀夫)

 

 

三木谷は、TBSとの経営統合問題で、「正々堂々と市場で株式を買い付けを行なっており、みんなの利益になると思って提案を真摯にしているので、企業イメージが低下することもない」とコメントしたようだ。三島が「命を捨てようという決心」と言い、三木谷が「みんなの利益」と言う時、夢幻の世界が現前しないか。

 

11/10-2 楽天第三四半期を読む

 産経新聞の記事で問題点を考えたい。

 

一.本業は成長が鈍化

「主力の電子商取引部門は成長が鈍化。注文件数、営業利益ともに初めて直近の四半期実績を下回った。」

二.楽天証券は追加投資

「また、システム障害が相次いだ楽天証券は二十億円の追加設備投資を強いられる。」

三.増資の見通し立たず

「増資計画も最近の株価下落の影響で見通しが立っていない。」

四.有利子負債が六千五百億円

「九日時点の総額が六千五百億円超に達している。」

 

 三木谷は、増収増益で、これらの問題を消し去りたいのだろうが、プロが見ればわかるだろう。楽天のPBR(Price Book Value Ratio:株価純資産倍率=株価÷1株当たり簿価純資産)を勘案すれば、自明である。今日の、市場に注目したい。

 

11/10-3 川崎戦は苦しい

 ホルヴィが出られるようだが、小島、佐伯、マルティンが出場停止なので苦戦だ。

 

11/9 楽天、経常益2.1倍(第三四半期)

 今日は、決算発表、日経新聞によれば、「経常利益が前年同期の二・一倍の二百三十億円程度になったもようだ」。だが、その隣の記事に注目しよう。「会社とは何か、M&Aは起爆剤」というコラム。「楽天の時価総額は電通と肩を並べる八千億円超。だが売上高は電通の四十分の一、株主資本は九分の一と格差は大きい。株高が支える新興企業の成長には常に失速リスクもつきまとう」とある。これに、産経新聞のTBSが三回目の質問状をするとの報道を勘案するならば、「失速リスク」が顕在化してきたといえるのではないか。三木谷、記者たちの質問攻めに会うだろう。明日の、新聞が楽しみである。

 

11/-2 三木谷の金融論序説17(時価総額極大化経営3)

 三木谷の金融論にとって、個人投資家は重要である。時価総額を極大化するなどという言葉に反応するのは個人投資家だけだろう。ましてや、業績予想をしない経営者に投資するファンドも付き合いで買っているだけだと思われる。金余りで、市場が沈滞しているときは、新興企業が注目されるだろうが、それも長続きしないだろう。

 

11/-3 たっぷりと汗を流して降格を待つ

 日刊スポーツによれば、「ミニゲームやクロスからのシュートなど約2時間、たっぷりと汗を流した」そうだ。のんびりした練習だから、こう書くしかなかったのだろう。J2になれば、新聞記者も神戸新聞だけになる。情報収集が難しくなる。

 

11/8 楽天WEBAPIはシンプルか

 まさに、激動の11月を思わせる。ホリエモンの視点と三木谷との違いを際立たせる。ホリエモンが、Skype Day in Japanでの特別講演で次のようにコメントした。

 

「堀江氏は「これからは電話のような同期コミュニケーションではなく、メールやメッセンジャーのような非同期コミュニケーションがメジャーになるだろう」とコメント。「音声をやりたければ2Gのインフラでも十分。わざわざ3Gや4Gといった高額な技術を使うのではなく、インターネット由来の安くてシンプルな技術が普及するのは世の常ではないか」との考えを示した。」( Internet.Watch

 

 技術というものが大衆化するためには「安くてシンプル」であることは不可欠である。ところが、三木谷は「楽天WEB API」を公開した。WEB API(Application Program Interface)サービスとは、WEB上で、親データベースを操作することをせず、機能を呼び出すソースを提供することにより、子がデーターを操作出来るようにすることらしい。

 

 百万足らずの売り上げしかない小店主が、分厚いマニュアルを使おうとするだろうか。また、脱店が加速するのではないか。三木谷は、「カラー変更」で指摘したように、弱者に対する視点が欠けている。巨大化した、ショッピングモールというビジネスモデルの終焉と見たい。

 

11/-2 第二次ネットバブル倒壊の予兆か

テクノバーンによれば、「4600〜4800番台の証券コードにはネットや携帯関連の情報通信株や情報処理関連株などが割り当てられているが、ここにきて投資家の間で値動きの重さを嫌気して4600〜 4700番台のネット関連株を避ける動きがでているという。」 「こうした情報通信株は高い資金調達能力を利用して積極的に他社の買収戦略に動く企業も多いが、買収先の成長率はそれほど高いものではなく、話題ばかりが先行し肝心の成長率が見込めなくなってきていることなども投資家から敬遠される要因の一つとなっているようだ。」「市場関係者からは『最近の三木谷さんにはそうした焦りのようなものが感じさせられる』とする声(大手証券情報担当者)もできてきている」 そうだ。

 村上も、阪神タイガース上場拒否にどう対応するのであろうか。もう、株主利益だけでは対応できない。市場も、学習効果が出てきたし、北尾が後ろで、楽天潰しに暗躍しているのではないのだろうか。

 

11/-3 高校サッカー決勝(関学VS滝二)

準決勝は関学が2―1で神戸弘陵を破った。22年ぶりで、名門復活か。 13日の午後1時から神戸ウイングスタジアムでキックオフ。

 

11/7 憂国の涙V(夢と地獄)

 三島も三木谷も「夢」という言葉が天と地を結ぶ。三木谷にとっては「血の色」が彼の心情を表すものであろう。今回のTBS統合提案と「檄」、三島と三木谷との比較検討で、文化的な破壊力は圧倒的に三島に譲るであろうが、この05年という小泉劇場の脇役として歴史に名を残すことになろう。

 

 

われわれは戦後の日本が経済的繁栄にうつつを抜かし、国の大本を忘れ、国民精神を失ひ、本を正さずして末に走り、その場しのぎと偽善に陥り、自ら魂の空白状態へ落ち込んでゆくのを見た。政治は矛盾の糊塗、自己の保身、権力慾、偽善にのみ捧げられ、国家百年の体計は外国に委ね、敗戦の汚辱は払拭されずにただごまかされ、日本人自ら日本の歴史と伝統を涜してゆくのを、歯噛みをしながら見ていなければならなかった。われわれは今や自衛隊にのみ、真の日本、真の日本人、真の武士の魂が残されているのを夢みた。しかも法理論的には、自衛隊は違憲であるのは明白であり、国の根本問題である防衛が、御都合主義の法的解釈によつてごまかされ、軍の名を用ひない軍として、日本人の魂の腐敗、道義の頒廃の根本原因をなして来ているにを見た。もつとも名誉を重んずべき軍が、もつとも悪質の欺瞞の下に放置されて来たのである。自衛隊は敗戦後の国家の不名誉な十字架を負ひつづけて来た。自衛隊は国軍たりえず、建軍の本義を与えられず、警察の物理的に巨大なものとしての地位しか与えられず、その忠誠の対象も明確にされなかった。われわれは戦後のあまりに永い日本の眠りに憤った。自衛隊が目覚める時こそ、日本が目ざめる時だと信じた。自衛隊が自ら目ざめることはなしに、この眠れる日本が目ざめることはないのを信じた。憲法改正によって、自衛隊が建軍の本義に立ち、真の国軍となる日のために、国民として微力の限りを尽くすこと以上に大いなる責務はない、と信じた。(檄、盾の会隊長 三島由紀夫)

 

 

 三島も遊び心の多い人間であるから、「、と信じた」と締めくくり、言葉の遊びであることを暗示している。

 

11/-2 京都優勝

 二年前、京都を下して残留を決めたのが懐かしい。三木谷が登場すると知っていたならば、断固J2であったのに、神戸市にしてやられた。二年という歳月は、非情である。水は高きより低きに流れる。「白黒奪還闘争」の火が燃える。

 

11/6 三木谷の金融論序説16(時価総額極大化経営2)

 時価総額極大化経営とは、個人投資家を対象とし、「企業価値」が未来に於いて高まるとマスコミを利用して宣伝することにより、公募増資や社債発行などで資金調達をし、得た資金で成長企業を買収するサイクルを繰り返すこと。順調に行けば、いいが、三木谷のTBS統合提案は、頓挫したようだ。三木谷は、判っていたのだろうが、この危険な賭けの意味を探らねばならぬ。

 

11/-2 オシム監督でも三年

 古川電工も昔は強かった時もあった。オシムも、根気良く新人を育てて優勝した。金をかけなくても、それなりに努力すれば成果が上がるということを証明してくれた。「私の人生の中でPKは悪い方に傾いていた。悪い思い出ばかりだった」からPK戦を見なかったそうだが、選手にプレッシャーを与えたくなかったのかもしれない。老いぼれ監督らしく、絵になる。もう、会えないだろうが、もう一度やじりたいものだ。

 

11/5 憂国の涙U(徹底的に戦う)

 昨日の産経新聞夕刊で「早熟の天才、三島由紀夫」が「同性愛や切腹を描き、昭和三十五年に別名で同人誌に発表された小説「愛の処刑」の三島自筆原稿が見つかり、初めて三島作と確定された」。三島の死は「切腹願望」による、自衛隊まで巻き込んだ「自殺劇」というのがわが持論である。三十五年かけて、傍証が出てきたわけだ。当時は、こんな意見を言えば命が危なかったが、歳月はそれを許すだろう。

 サンケイスポーツによれば、「三木谷オーナーは『責任ある対応を果たすためにも徹底的に戦う』と強気に言い切」ったそうだ。

 

われわれにとって自衛隊は故郷であり、生温い現代日本で凛烈の気を呼吸できる唯一の場所であった。教官、助教諸氏から受けた愛情は測り知れない。しかもなお、敢てこの挙に出たのは何故であるか。たとえ強弁と云われようとも、自衛隊を愛するが故であると私は断言する。(檄、盾の会隊長 三島由紀夫)

 

 三木谷は誰と闘っているのか。野球界を改革するならば、時間をかけてやらねばならないのは自明である。短期決戦を選んだのは、戦うことに意義があるからだろうと思われる。我がHPは、三木谷が成長過程でやり残したことがあると言ってきた。「四十にして立つ」ではなく「四十の青春」ではないのか。今の、楽天は「安田講堂攻防戦」と良く似ている。

 

燃ゆる紅 失せて滅びし 父の旗 越えて私の 青春が行く

炎あげ 地に舞い落ちる 赤旗に わが青春の 落日を見る(無援の叙情、道浦母都子)

 

 赤い色は、縁起が悪いどころの話ではなくなってきた。

 

11/4 三木谷の金融論序説15(ゲーム感覚経営)

 三木谷の人間性とTBSに対する統合提案を勘案して、彼の行動様式を「ゲーム感覚経営」と命名したい。ヴィッセル神戸での「カラー変更」が、ファンサポならずJリーグ関係者の心情を無視したものであったことは、その傍証である。彼の金融論が北尾氏の理論を踏襲しながら、うまくいかないのは、現実から乖離しているからだろう。

 楽天の成功は、本城氏、晴子氏、その他支援者たちの賜物である。しかし、「流通総額一兆円」という「夢」のために、「カリスマ経営者」という虚像を現前したかったので、一人で成し遂げたように見せた可能性がある。彼が、業績予想をしないのも、傍証の一つになろう。現実から乖離した経営には無理があるのだから、結果はおのずと現れるだろう。これから、検討していきたい。

 

11/-2 四面楚歌(三人退場)

 これだけ、Jリーグ関係者に嫌われているのなら、J2でも苦労する。今日は、オーナー会議、何を言うのやら。

 

11/3 TBSと楽天17(敗戦処理の始まりか)

 産経新聞に、次のような報道である。公募増資とあるが、一千億円規模は少なすぎる。意図を考えてみよう。

 

「TBSに経営統合を提案している楽天が月内に一千億円規模の増資を実施する方針を固めたことが二日、分かった。国内外の投資家に対する公募増資を検討している。TBS株の取得や企業買収で膨らんだ銀行借り入れを削減して財務体質を強化し、株価の下落傾向に歯止めをかける狙いがあるとみられる。
 楽天は増資に向け、主幹事の大和証券SMBCや財務アドバイザーのゴールドマン・サックス証券との間で、発行価格や発行株数などの条件の最終調整に入った。」

 

 そして、日経新聞である。「楽天が新生銀行とあおぞら銀行の二行から、合計五百億円程度の融資枠(コミットメントライン)を設定されていたことが明らかになった。楽天はこれまでに取得したTBS株を担保として差し出しているもよう。」とある。

 

 おそらく、楽天の持ち株はほとんど担保に入っているのであろう。現実には資産価値の無い恐れのある企業の公募増資を引き受けるには、これまた担保を差し出さねばならないと思う。三木谷が奥さんのことを言及していたから、奥さんの株を担保にするのではないだろうか。銀行の首脳たちが三木谷と会談したそうであるから、ここで返済を迫られた可能性がある。この、公募増資が、借金返済のためであるならば、TBS統合計画は頓挫となる。

 

11/-2 楽天中間決算短信講読27(来期は債務超過になる可能性)

前年度の純資産(簿価資産−負債)は、550億円、PBRは16倍、 これが、TBS株買収のため借金が大幅に増えたのだから、これ以上検討しても無駄となった。

 

 次の四半期の数字を検討することにしよう。

 

11/-3 大院大MF石櫃獲得へ

 日刊によれば、「大院大MF石櫃(いしびつ)洋祐(4年)を獲得する方針を固めた」。また、「ユースのGK紀氏、DF増田、柳川、FW木下の4人を来季からトップに昇格させることを発表している」から、いよいよ、「新生ヴィッセル神戸」の始まりだ。

 

11/-4 柏戦

 玉田を温存されては、返り討ちしかない。

 

11/2 TBSと楽天16(切るものは切られる)

時事通信によれば、「TBSは番組のスポンサー企業や全国の系列放送局に株の長期保有や買い増しを求めており、購入に前向きな企業も含めると、保有比率は発行済み株式の60%超に達する見通し」となった。強気の三木谷も戦意喪失か。 日経新聞によれば、「TBSから要請されながら明確に約束しなかった株買い増しの停止を条件付きで示した狙いを、国重氏は『対立ムードみたいなものを少し和らげたかった』と説明。19.09%までのTBS株買い増しを発表した10月26日以降は、追加取得していないことも事実上認めた」。 

前回のライブドアのニッポン放送買収では、ライブドアに有利な条件での停戦であった。今回は、北尾が軍師なのだろうから、TBS有利の停戦となろう。敵対的買収のルールを作らねばならない。敗者は徹底的に敗者でなければならないのが、マネーゲームのルールであろう。新しい、日本の資本市場創造のためには良いことであろう。

 

11/-2 楽天包囲網23(アマゾンジャパン)

アマゾンジャパンが事業拡大のため、千葉県に新物流センター「アマゾン市川FC(フルフィルメントセンター)」を開業した。消費者としては、他の業者を介在しないので安心して買えるのだから、楽天は太刀打ちできない。

 

11/-3 松田監督の思い出

 清水戦の前に、様々な攻撃パターンを練習したそうだ。彼が、監督を引き受けなかったのは、カズの起用法であったらしい。カズは、横浜で見せたように、自分本位の選手である。チーム作りは、監督からだろう。それを、選手を第一にするから、他の選手のやる気を失わせるのだ。去年、カズを切るチャンスが有りながら、切れなかった三木谷の責任は大きい。

 

11/1 憂国の涙(血戦の月)

 三島由紀夫が市谷の自衛隊立てこもり事件でバルコニーに掲げた檄文、人間三木谷を三島とともに考えていこう。

 

 われわれ盾の会は自衛隊によって育てられ、いわば自衛隊はわれわれの父であり、兄である。その恩義に報いるに、このような忘恩的行為に出たのは何故であるか。かえりみれば、私は四年、学生は三年、隊内で準自衛官として待遇を受け、一片の打算もない教育を受け、又われわれも心から自衛隊を愛し、もはや隊の柵外の日本にはない「真の日本」をここで夢み、ここでこそ終戦後ついに知らなかつた男の涙を知った。ここで流したわれわれの